超越

『機動戦士 Z ガンダム -星を継ぐ者-』(富野由悠季総監督)観れり。
 A New Translation とついた新解釈の三部作の一。
 一番印象的だったのは、上映終了後に私の周りで聞こえた会話の全てが今観た映画に関することだったこと。そういう性質の映画だということは割り引いても印象的。
 新作の作画はきれい、というか昔のカットがきれいではないというべきか。新カットのモビルスーツ戦はすげーって感じ(って思考停止だな)。人物カットもあまり違和感がない。
 しかし、テレビでもあれだけの背景と情報量を入れていたものを 95 分に収めてるから話ついていけない人はついていけないんじゃないかな。それが日本のアニメの特長であり欠点でもあるんだろう…多分。
 声に関しては、カミーユシロッコ・ブライトあたりは加齢による影響が隠せてない様子。隠してないだけかもしれないけど。レコアはまったく印象変わらず。エマは微妙に違うか。雑誌の Z GUNDAM A に声優の座談会があってオーディションがあったなかった話が載ってるけど、その理由が分かったような気がする。