『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん3 死の礎は生』(入間人間)

 読了。
 これは実はみーくんが一所懸命生きようとしているのを描写する為の小説なのかもしれない。第一作では作者の興味がミステリ的な大ネタにあったのが、段々とみーくんの成長譚を描くことに意識がいってるというか。
 作者のあとがきにもあるけど、今作は1の続編であって2の続編ではない。2と3が並行で1につながってる感じ。ミステリ的読後感は1や2よりは薄いけど、今作も面白かった。
 しかし、作中に出てくるネタは結構古いのも見受けられるけど、作者本当に21か?