京都府警

 色々論点があって自分の中でもまとまってない部分があるけど、書いておく。
 原田ウィルス及びその派生物の話だが、何で京都府警が誰を引っ張るか決めるの? 別にウィルスを作ることを社会的に容認すべきだとは思わないけれど、法律化の過程にあって、まだどういう基準にするか議論の過程にある状態で、何で明らかな別件逮捕するの? 京都府警は立法府じゃないし、私刑する権限なんてない。
 結局焦点は悪意があるかないかになるんだろうけど、刀や拳銃と違って(包丁と刀・拳銃と猟銃とかもあるけど)、本質的にウィルスと同様の動作をするソフトウェアを書くのは日常茶飯事であって、誰が誰をしょっぴくかということに関してきちんとした基準とそれを担保する制度が必要であって、京都府警や ACCS が独断で決めるべきことじゃない。身内に甘い警察に対すべき公安委員会が形骸化してる状態で、警察信用しろって言われてもねえ。
 今回の件だって身元特定した時点で大学に通報するだけで十分だったんじゃないの?