『絶望に効く薬』(山田玲司)15巻

 完結。 
 単純なインタビューとしては、面白くないのもあるしツッコミが足らないのも多くあるが、この漫画は interviewee の話を聞くのではなくて、作者の悩みっぷりを読むことにあるのであるのだろう。さらに言えば、それを見て自分がどう感じているのかという物差しにする為にあるのだろう。
 あと人と違う部分を才能と呼称しているけど、人と同じ事を毎日何年もして生活の基盤を作るのも才能だとは思う。第一次産業というか歴史の大半はそうやって作られてきたわけで。