GX

 『Mac OS 進化の軌跡』(柴田文彦/アスキー)を読む。Mac Power の連載をまとめたもの。将来何かの資料として役立つかもと思って購入。QuickDraw GX とか OpenDoc とか失われたものたちについての解説もあり。GX は後にプリント環境を切り離して GX graphics としてリリースされた旨の記述がないなー。スペースの関係か。あ、リンク貼ろうと思ったら、Apple が QuickDraw GX のページなくしてやがる…。GX は使うためにはプリンタドライバ必要という条件が一番問題だったはずで、それさえなければ結構いける技術だと当時思っていたけど、Copland とかごたごたしてた時期だったから厳しかったか。Typography (の一部?)は ATSUI に生き延びているのが救い。
 Freeway は GX graphics 使ってたはずだけど今はどうやって実装してるんだろう。Web に特化したみたいだから、kerning とかいらないから GX から独立させたのか? act2 の Freeway のサポートページをみると GX 形式の読み込みがサポートはされてる。 ってことは自力で解析したか、Apple から情報開示があったかのどっちかか。
 STSF で GX font がサポートされてたりするので、GX でも文字関係はしぶとく生き残るのかも。