岩田社長の講演のストリーミングを聞いてる最中。
 ゲーム市場の拡大云々喋ってますが、それって任天堂SCE を始めとするプラットフォームフォルダーからの意見だよね。別に PC でライセンス料を必要としない世界に行ってもおかしくないし、市場が常に拡大する必要ってあるのか?っていうところから考えないといけないはずなんだけど。講演中も「コンピューターゲーム」や「ゲーム」ではなくて「ビデオゲーム」と常に言っていますが、それが業界全体の問題を端的に表している気がする。別に遊びを作るのに画面がアウトプットでなくても構わないのに、画面と音以外のアウトプットをどこも提案できていないというのが一番の問題じゃないのかなー。
 nintendogs をゲーム市場の拡大に貢献したといって自画自賛していますが、nintendogs って本当の意味でのゲーム?っていうのは発売のときから疑問なんですが。それが面白いのは分かるけど、実際に犬を飼うことの代償行為でしかないのは事実なわけで。実際に犬を飼う際に伴う責任や苦労をなくしてそれでいいのか?という葛藤はゲームデザイナーの中になかったのかなー。
 誰もが同じスタートラインに立って、というのは確かにそうなんだけど、それって一瞬のことの話だと思うんだけど。何にせよ得手不得手はあるわけで、かといってまったく差がつかないゲームは誰もやり込まないというのは歴史が証明しているわけで。
 いっそのこと液晶の値段下がっているのを利用して、ある程度の大きさの液晶を本体につけてテレビから切り離すっていうのが一つの手段だと思うんだけど、誰もやらないのかなー。もしくはプロジェクター機能を本体に内蔵するとか。
 DS のペン操作を直感的と言っているけど、ペン操作って子供の頃からずっと練習したものの積み重ねがあるからできているわけで、識字率低いところでは通用しないんでないのかなー。識字率低いところでコンピューターゲームは売れないだろうけど。


 以上、雑多に書き散らしてみました。