録っておいた『ダーウィンの悪夢』(Hubert Sauper 監督)を観れり。
 スーパーとかで売ってる「白身魚」がどこから来ているのか、そして誰がどういう環境で加工しているのかという話であると同時に、私たちが生きている世界はこういう世界だよ、という話。この状況を一気に改善することはできないだろうし、大きく変化させるのは社会の歪みになるんだろうな…。頑張って目の前の状況を改善していくしかないのか?
 日本も武器輸出するべきだと言っている人たちは、この映画の中で描かれている状況にさらに加担することになるのは分かっててそれでも輸出すべきだって言ってるんだよね? それが自分の前で展開されても目を背けないで見て下さい。
 米アカデミー賞の最優秀ドキュメンタリー賞は逃したみたい。