『火目の巫女』『火目の巫女 巻の二』『火目の巫女 巻の三』(杉井光)

 読んだ。三で終わりですかね。もうちょっと続けられるようにしてあるけど、多分終わり。
 平安あたりの架空の日本的舞台の少女が主人公の冒険活劇。伝奇ものといえばそうだけど、あんまりそういう雰囲気ではない。
 これ面白いけどなあ。世界の成り立ちを追う系なんですけど、基本に忠実なのと、一回完全に死んだ人は基本的に生き返らないので終始緊張感があって、良い。私の好み的には Fate / Zero よりは上。ちょっといじって RPG/SRPG あたりに仕立て上げてもいいんじゃなかろうか。