IMAGICABlu-ray製作環境を公開』
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080724/imagica.htm
 あれ、これ初出時から変更されて、HD-M.A.P.S を“雲のむこう、約束の場所”に適用したものと適用前を比較した画像がなくなって、秒速が 1280x720 から 1920x1080 へのアプコンであること・鉄コン筋クリート等もアプコン(元は 1600 だったかな)である記述が削除されてる。あとカラーマネージメントの適用で来年公開の作品もタイトル出てたような気がするけど。
 HD-M.A.P.S の例は新海誠が提出したマスターデータにはマッハバンドなかったのに、アプコン& 4:2:2 への変換で生じたマッハバンドだったから?(そういえば雲のむこう〜はデジタル上映の時に観に行った記憶があるけど目につくマッハバンドはなかったような…) 秒速が 1280x720 からのアプコンであるのが削除されたのは今店頭で売ってる BD がオリジナルのデータに対する準拠度が低いと分かるとまずいから?
 別に制作者が 1920x1080 の方がいいと言ったなら商品としてそれも有りだと思うけど、こんなところに圧力かけてどうするんだろう。それとも IMAGICA が勝手に自粛したってこと?
 AV Watch も広告ベースの無料 web なのでジャーナリズムという面ではぼろぼろなのが分かる例ですね。


 しかし、BD の次の世代は可逆圧縮かつ RGB 可にしよぜー。再生系は重くなるだろうけど、阿呆みたいなエンコードのテクニックとか要らなって最終的なコスト下がりそうだし。

 あと、


また、海外においては映画のアーカイブ化において、デジタルではなくフィルムの長期保存性が見直される動きがあり、三色分解されたフィルムで保存する作品も増えているという。
これもすごいな。適当なタイミングでメディアを乗り換えなければいけないデジタルデータよりもフィルムを倉庫に置いておいた方が全体的なコストがいいって話なんだろうけど、わざわざ劣化させるのか。


(2008/7/28 追記)
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1216905946/
で元記事が読める。
Impress のサーバーに画像が残ってるのが良心的ですね(違