『まるごと一冊“入間人間”』

 電撃文庫マガジン vol.14 2010/7 のおまけというか、こっちが目当て。
 表紙のまーちゃんのイラストが上手いなあ。
 Q&A で電波女では気に入ってるのは二巻と答えてる。まだ五巻読んでないけど、まあ二巻だよなあ。
 各作品で出てくる大学の描写って名大っぽいから通っていたのも名大なのか。
 「犬の道」「道の犬」は句読点の位置を合わせてる以外のネタは隠してないんだよね? 何か見落としていそうで不安だ。光の庭・庭の光もそうだけど、この手の文の組み立てで遊ぶの好きに思える。筒井康隆に強く影響受けた世代ではないと思うんだけど、どの辺の影響なのかなあ。実験作だけに個々の内容は微妙ではあるんですが。
 しかし月刊ペースで続いてるなあと思ったら、まじで一年間月刊だったでござる。今年の九月まで刊行予定載ってるし。みーまー十巻が映画に合わせて、霜月か師走あたりかねぇ。
 電撃的には、電波女はコミックの受けが良かったらアニメ化する気なのかな。神様のメモ帳あたりもアニメ化してきそうだが、あれ一巻がドラッグの話だから放送コード的にどうなんだろう。