『ツァラトゥストラへの階段2』(土橋真二郎)

 1と主人公は一緒。主人公を変えて、扉の外よりは密結合な感じで同じ話を追っていくのかと思ってたけど違った。
 ややネタバレ。
 1よりは面白い。が、ゲームの解法が少しあっけないというか、そうなのかよ!って感じ。1の株式市場を模したゲームは、配当に相当するものがないという根本のルールが疑問形がつくようなものだったけど、今回は根本的なところで疑問を持たずに読み進めたので、まる。
 ただ、口絵に本文中にないシーンや描写と合わないものがあるな…。